タカミヤ安全衛生協力会
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2026.11.06

タカミヤ安全衛生協力会Webマガジン11月号を公開しました。

タカミヤ安全衛生協力会向け月次配信
【2026.11月 安全通信】「フルハーネスが命の最後の砦!」
(発行:タカミヤ安全管理部)

万一の墜落に、備えあり

今月もご購読いただき、ありがとうございます。

フルハーネスは、墜落を防ぐ器具ではありません。墜落を防ぐための措置を講じたうえで、万一墜落した場合に備え、地面や下層への衝突を防ぐための保護具です。
「着けているから大丈夫」ではなく、正しく着ける・正しく使う・すぐ救助できることまでが、安全対策です。

今月は、墜落を想定したときに何が起きるのか、器具の点検で何を確認するのか、そして鳶職人らしい「軽微な姿勢」とは何かを、一緒に見直しましょう。

1.もし本当に墜落したら?___現場で起きることを想定する

墜落時、フルハーネスとランヤードが身体を支えたとしても、そこで終わりではありません。
宙づりになった人は、ケガや強い恐怖を感じるだけでなく、救助までの時間によって健康への影響が生じる恐れがあります。

墜落した人を見つけたら、まず自分と周囲の安全を確保。直ちに関係者へ連絡し、救助を要請してください。
救助者自身が墜落や巻き込まれの危険にさらされる方法は避け、現場の救助手順に従います。
救助後は、本人の状態に応じて、速やかに救急車を要請してください。

 

大切な確認

2.器具の寿命と点検___「まだ使えそう」という感覚だけで判断しない

フルハーネスは、見た目だけでは劣化や損傷に気づけないことがあります。
使用前に点検し、メーカーの取扱説明書や社内ルールに従って、定期的に点検・保管しましょう。

交換・使用中止の判断で迷ったら・・・

3.正しい装着の基本___整った姿が、いちばんカッコいい

鳶の仕事では、段取りと身のこなしが仕事の質に直結します。
フルハーネスも、ただ身に着けるだけではなく、身体に合い、部材が壊れておらず、必要な機能が使える状態に整えてこそ、本来の役割を果たします。

「着けた」だけで終わらせず、「使える状態」まで確認しましょう。
作業内容や使用する器具によって確認方法は異なるため、製品の取扱説明書と現場のルールに従いましょう。

4.作業前のひと声チェック

作業開始前に、次の3点を仲間と確認しましょう。

👉一人で確認しきれないところは、仲間の目を借りる。声を掛け合うことも、現場を守る大切な技術です。

◐◌◑ きみからのエピローグ ◐◌◑

今月もご愛読いただき、ありがとうございます。

フルハーネスは、墜落を防ぐ対策そのものではなく、万一墜落した場合の危険を軽減するための保護具です。
正しく装着し、使用前に点検し、適切に接続する。そして迅速な救助の備え。こうした確認を重ねてこそ、本来の役割を果たします。
「着けたから安心」ではなく、「点検した。正しく着けた。救助の段取りも確認した。」
そう言える状態で、毎日の作業に臨みましょう。

仲間の命を守る確認を、毎日の作業手順のひとつに。

今月も無事故・無災害でご安全に。

 

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