タカミヤ安全衛生協力会
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2026.08.03

タカミヤ安全衛生協力会Webマガジン8月号を公開しました。

タカミヤ安全衛生協力会向け月次配信
【2026.8月 安全通信】「夏枯れ対策・極限の集中力」
(発行:タカミヤ安全管理部)

夏の災害事故を防ぐ超・快眠術

今月もご購読いただきありがとうございます。

連日厳しい暑さが続いていますが、体調はいかがでしょうか。
「昨晩、暑くて何度も目が覚めた」、「寝たはずなのに、朝からもうだるい」そんな日はありませんか?
夏本番を迎えると、体力の消耗とともに注意散漫になりやすい「夏枯れ」の時期に突入します。
8月は、暑さ・寝苦しさ・疲労の蓄積が重なり、集中力の低下による災害事故リスクが高まる時期です。
睡眠不足は、判断力や反応速度を大きく下げ、重大な労働災害につながるおそれがあります。

今月は、夏の疲れをため込まないための睡眠のコツをお伝えします。

🔷寝不足は、なぜ危険なのか?

人間の脳は、睡眠をとることで日中に溜まった疲労物質やストレスをデトックスしています。
睡眠不足になると、脳の働きが低下し、次のような状態が起こりやすくなります。


強い眠気や慢性的な睡眠不足は、飲酒時に近いレベルで作業能力を下げるといわれています。
つまり、寝不足のまま現場に入ることは、自分だけでなく、仲間を巻き込む事故につながる危険があるということです。

〈1〉睡眠不足で起こりやすい変化(現場あるある)
状態 現場で起こること(あるある) 災害事故リスク(危険ポイント)
眠気が強い うっかり手順を飛ばす、朝礼は聞いてるつもり 墜落・転落、指示の聞き落とし
判断力低下 危険箇所の見落とし、同じ作業を繰り返す 接触・挟まれ、手順ミス
反応遅れ 合図への対応が遅れる 介錯・吊荷・接触
集中力低下 工具や資材の扱いが雑になる、目の前の作業に気づきにくい 物の落下・手指災害
イライラ・焦り 無理な動作が増える、ちょっとしたことで焦る ヒヤリハットの増加
〈2〉夏の睡眠を妨げる3つの原因

夏は、以下の理由で睡眠の質が下がりやすくなります。

「寝たはずなのに疲れが残る」「夜中に何度も目が覚める」といった状態が続くと、翌日の集中力に大きく影響します。
特に連日の暑さは、自覚以上に体力を消耗させます。

〈3〉今日からできる!超・快眠術

「しっかり寝たはずなのにスッキリしない」を解消。睡眠の質を上げるために、次のポイントから始めましょう。

ポイント 実践内容(ポイント)
寝る前の水分補給 こまめに水分をとり、脱水を防ぐ
👉就寝中の汗による脱水(血液ドロドロ=脳梗塞・夏バテの原因)を防ぎ、朝の目覚めをクリア
就寝前の冷やしすぎ注意 冷房は強すぎず、体を冷やしすぎない
👉27~28度設定で直接体に風が当たらないようにサーキュレーターなどで空気を回す
入浴で体温調整 ぬるめの入浴で寝つきをよくする
👉シャワーだけで済ませず、39~40度のお湯に10~15分浸かることで、体の深部体温が下がりやすくなり、スムーズに深い睡眠に入れます
スマホを控える 寝る前の画面時間を減らす。
👉スマホのブルーライトは脳を覚醒させます!
就寝・起床時刻をそろえる 生活リズムを整える
👉休日の「寝だめ」は逆効果。体内時間が狂い、月曜日により強い疲労感(ブルーマンデー)を引き起こします
朝日を浴びる 体内時計をリセットする
夕食・アルコールに注意 胃腸への負担や眠りの質低下を防ぐ
👉寝る直前のキンキンに冷えたビールのがぶ飲みは、夜中にトイレで起きる原因になり、睡眠の質を大きく下げます

ついやってしまっている!という内容はありませんでしたか?
「しっかり寝て安全に動く」ことが大切です。快眠術を実践してみて下さい。

〈4〉現場では「無理をしない」が安全の第一歩

鳶の方々の作業では、高所・昇降・資材運搬など、わずかな注意力低下が大きな災害事故につながります。
「少しくらいなら大丈夫」と思っていても、寝不足の状態では普段通りの動きが難しくなります。

🔷災害事故防止のポイント

重点項目 具体的な行動
睡眠確保 まずは睡眠時間の確保を最優先にする
体調確認 朝の時点で眠気・だるさ・頭痛を確認する
声かけ 「大丈夫?」を現場で言い合う
無理をしない 眠気が強い日は早めに申告する
熱中症対策 水分・塩分補給をこまめに行う

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【クイズ】脳寝不足、現場でどうなる???

◆毎日をすこやかに過ごすための「睡眠5原則」~厚生労働省より引用~

↓ 5原則はこちらから

Good Sleep~毎日を健やかに過ごすために~

◆夏バテに効くツボ図鑑

◐◌◑ きみからのエピローグ ◐◌◑

今月もご愛読いただきましてありがとうございます。
現場では、ほんのわずかな油断や判断の遅れが、大きな災害事故に直結します。

安全帯の使用や基本動作の徹底はもちろん大切ですが、それを正しく機能させるのは、作業に臨む皆さまご自身の体調と集中力です。
暑くて寝苦しい日が続きますが、十分な睡眠をとり、万全の体調で作業に入っていただきますようお願いいたします。
皆さま一人ひとりの安全意識が、現場全体の安全につながります。

今月も無事故・無災害で、どうぞご安全に。

 

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