タカミヤ安全衛生協力会
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2026.06.01

タカミヤ安全衛生協力会Webマガジン6月号を公開しました。

タカミヤ安全衛生協力会向け月次配信
【2026.6月 安全通信】「雨の日は“いつも通り”が通用しない」
(発行:タカミヤ安全管理部)

梅雨時は、滑るのは床だけではなく「判断」も滑る。

今月もご購読いただきありがとうございます。

6月に入り、梅雨の時期を迎えました。
雨の日が増えるこの季節は、空模様だけでなく、現場の足元にも“危険のサイン”が増え、いつも以上に注意が必要です。
今月は、雨の日の足場作業に潜む「スリップ・墜落の境界線」について取り上げます。

1.雨の日に危ない場所・動作

危険個所・動作 起こりやすい危険 注 意 ポ イ ン ト
濡れた単管パイプ 足が滑る、踏ん張れない 乗る前に状態確認を行う、急がない
濡れた足場板 踏み出し時にスリップしやすい 歩幅を小さく、足元を確認する。泥・粉じん・苔・油分が混じると危険度が増す
昇降時 バランスを崩しやすい 三点支持を意識する
荷物を持った移動 視界・バランス低下、重心の乱れ 出来るだけ手を空ける
水たまりや泥のある箇所 足裏が取られる 迂回、清掃、養生を徹底。雨水がたまる、排水されない箇所は特に注意
雨具着用時 視界・動きが鈍る フード・裾・袖の確認(引っ掛かり、長さなど)

  

 

2.雨天時の作業前(行動)チェック

チェック項目 確 認 内 容
足元の確認 濡れ、泥、水たまりはないか
昇降設備の確認 段差、滑り、手すりの状態はどうか
靴の状態 靴底の摩耗、泥の付着はないか
動作の確認 急いでいないか、走っていないか
荷の持ち方 視野を妨げていないか
作業継続の判断 危険が高い場合は中止・変更を検討しているか

3.「これくらい大丈夫だろう」が命取りになる理由

雨の日は、足元の摩擦が下がっています。
しかし、人の体は無意識に普段と同じ歩幅・同じ踏み込みで動こうとします。
そのため、足が滑った瞬間に体勢を立て直すことが出来ず、高所ではバランスが崩れ、墜落・転落につながる恐れがあります。
つまり、雨の日に危険なのは、足場そのものだけではありません。
「これくだい大丈夫だろう」と判断してしまう気持ちも、災害・事故の大きな原因になります。
慣れている人ほど、いつもの感覚で動きやすくなります。だからこそ、雨天時は一歩一歩を慎重に確認することが重要です。

 

◐◌◑ きみからのエピローグ ◐◌◑

今月も最後までご愛読いただきましてありがとうございます。

雨の日の足場では、「少し濡れているだけ」が大きな災害・事故につながります。
乾いた日と同じ感覚で動かず、歩幅を小さく、動作はゆっくり、確認は確実に!
“これくらい大丈夫” “少しだけだから”ではなく、“滑る前提”で行動することが墜落・転落・転倒災害を防ぐ第一歩です。

雨の日は湿度も高く、ジメジメして作業効率も低下。且つ、工程の遅れにもつながり、スムーズに進みませんが
そんな時こそ、落ち着いて安全作業でお願い致します。

今月も無事故・無災害でご安全に!

 

 

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