【集中力UPストレッチ】×【強風による飛散事故の防止】
今月もご購読いただきありがとうございます。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。
リフレッシュできた反面、休み明けは体感リズムが狂いやすく、集中力の低下による災害事故が懸念されます。
5月は「体が重い」と感じる時期ですが、現場では一瞬の油断が命取りになります。
今回は心身を現場モードに切り替える方法と、この時期特有の強風対策についてお伝えします。
「現場感覚を取り戻す」をテーマに、安全作業のポイントをお届けします。
1. 【集中力UPの秘訣】体を現場モードに切り替えるストレッチ
連休中にリラックスした筋肉や神経を、「仕事モード」へ呼び戻しましょう。
なまった体を急に動かすと、腰痛や転倒の原因になります。作業開始前に重点的にほぐしましょう。
| 方法 |
説明 |
状態 |
| 「肩甲骨はがし」で視野を広げる |
両手を肩に置き、肘で大きな円を描くようにゆっくり回します。 |
肩甲骨周りをほぐすと血流が良くなり、脳が活性化して周囲の状況判断(視野の確保)がスムーズになります。 |
| 「ふくらはぎ」のポンプを動かす |
足場の昇降やバランス保持に欠かせないのが足元です。その場でかかとの上げ下げを10回行いましょう。 |
第2の心臓と呼ばれるふくらはぎを刺激することで、全身に酸素が行き渡り、集中力が持続します。 |
| 「深呼吸と指差呼称」 |
背筋を伸ばして、鼻から息を吸い(4秒)、口から「ふーっ」(8秒)っと息を吐きましょう。息を吐き切ることがポイントです。 |
深呼吸することで自律神経を整え、「よし、やるぞ!」と声に出すことで脳のスイッチが切り替わります。 |
 
2. 春~初夏の「急な強風」に備える!資材飛散防止の再点検
この時期は「メイストーム(5月の嵐)」と呼ばれる急速に発達した低気圧により、予期せぬ突風が吹くことがあります。
連休明けの今こそ、現場の「緩み」がないか再確認をお願いします。
| 項目 |
確認事項/詳細 |
| メッシュシートの紐チェック |
最も風の抵抗を受けるのがシートです。
シートを絞る、または一部を解いて風の逃げ道を作るよう徹底しましょう。
「大丈夫だろう」という油断が、足場全体の倒壊リスクに繋がります。結束に緩みはないか、破れはないか。
足場に負荷をかけないよう、必要に応じて「風通し」の措置を確認してください。 |
| 資材の「飛来・飛散養生」の徹底 |
資材の返却待ちや、これから使う部材が放置されていませんか?
「重いから大丈夫」という油断が、飛散事故に繋がります。必ずシート掛けや番線での固定を徹底してください。 |
| 壁つなぎの確認 |
連休中の天候変化で地盤や固定部に影響が出ていないか、作業開始前の点検を今一度強化してください。 |
👀今月の動画
上のイラストでは物足りない方必見!
けんせつ体幹体操【初級編】(建設業振興基金サイトより引用)
この動画は現場作業に特化した体操です。
連休明けのこの時期は、身体がまだ休日モードであったり、感覚が鈍っていたりすることで、
思わぬ転倒や事故につながりやすいタイミングです。
上でご説明した動きでは物足りない方。チョット体を動かしたい方。体が鈍っている方は実践してみて下さい。
◐◌◑ きみからのエピローグ ◐◌◑
今月も最後までご愛読いただきましてありがとうございます。
連休明けの数日間は、「自分では動けているつもり」でも、実際には反応速度や平衡感覚が10〜20%低下しているというデータもあります。
「体が重いな」「今日はなんとなく集中できないな」と感じたときこそ、基本に立ち返ってください。
その「違和感」を放置しないで下さい。
また、5月は急に気温が上がる日も増えるため、身体が暑さに慣れていない中での熱中症リスクも高まります。
「こまめな水分補給・塩分補給」と「お互いの体調確認(声掛け)」を改めて周知することが災害事故防止につながります。
今月も無事故・無災害で、健康に作業を進めていきましょう!
宜しくお願い致します。
| Takamiya10則/災害事故を防ぐ10箇条 | Tobee | 各種マニュアル |
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