「季節特有のリスク」と「現場の変化」
~季節の変わり目に潜む危険を見逃すな~
11月は寒さによる体調不良や暗がりでの視認性の低下、風による仮設物の倒壊、飛来・落下など、年間を通しても特に災害事故リスクが高まる時期です。
また、年末が近づくにつれて作業も慌ただしくなり、焦りや油断によって基本的な安全確認が疎かになるケースも増えてきます。
こうした季節特有のリスクにしっかり備えるため、下記のポイントを再確認し、安全第一で作業に取り組んでいただきますよう宜しくお願い致します。

💡11月の建設現場で注意すべきポイント💡
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季 節 性
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リ ス ク
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対 策
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| 朝晩の冷え |
・集中力の低下
・寒さで体調を崩す
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・防寒具(インナー・手袋など)の着用
・身体を温める
・暖房器具や温かい飲み物の用意
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| 日照時間の短縮 |
・暗がりでの作業
・視認性が下がる(人・資材)
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・作業時間の見直し(夕方前に終了)
・照明・ヘッドライト・反射材の活用
・早めの点灯
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| 滑りやすい足元(落ち葉や雨など) |
・転倒やスリップ事故
・作業車の制動距離の悪化
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・朝の点検や清掃
・滑り止め付きの安全靴の使用
・ノンスリップマットの敷設
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| 強風・突風 |
・足場の倒壊
・高所からの墜落・転落(人)、飛来・落下(物)
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・吹流しの設置と確認
・仮囲いや足場の固定
・高所作業の中止の検討
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| 焦り |
・注意力や集中力低下による確認不足
・不安全行動
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・「慌てず・焦らず・安全第一」の徹底
・KY活動と声掛けの強化
・ヒヤリハットの共有
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11月は季節の変わり目。小さな油断が事故につながります。「見える化」と「声掛け」で無事故・無災害を目指しましょう!

タカミヤ安全管理部|※本メールは協力会社様へ安全情報提供を目的として配信しています。
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